こんにちは、ホワイトラボ東京院長のスズキです。

今日は良くあるご質問にお答えします。

 

たくさんの方々の歯を拝見してきましたが、厳密に言うと8割程度の方に歯の模様があります。白い斑点、茶色い模様、横線、縞模様、まだら模様など人それぞれです。

 

子供の頃から生まれつき模様がある場合はエナメル形成不全と言って歯の表面にあるエナメル質が上手にできなかった部分です。歯ができる時に、高濃度のフッ素を使用していたり、乳歯に虫歯があったり、何かご病気をされるなど体調不良がある場合、大人の歯になってから虫歯になりかけた場合、矯正装置などの装着で歯磨きが上手にできなかった場合など…理由は様々です。

 

このエナメル質の状態が乱れてしまっている部分は、周りと比べて異常に白い、茶色いという特徴があります。歯科専売のハイドロキシアパタイト配合の歯磨き粉などを利用して少し改善する場合もございますが、基本的には何もしないで無くなるということはありません。

 

ホワイトニングも周囲との差を目立たなくするための一つの手段です。イメージ的に白い部分を除いて薬剤を塗れば良いと考えがちですが、ホワイトニングの薬剤は全体に浸透しますのでそこだけ避けて塗ったとしても白い部分の反応します。

 

そのため施術後数日間～数週間は白い部分も反応してより白く目立って見える場合がございます。この場合は特に心配する必要はなく、ただ時間が経過すれば馴染んで目立たなくなります。

 

ホワイトニングの後は歯を見る機会が増えるため、普段気が付かなかった細かな模様などに気が付きとても不安になると思いますが、模様はホワイトニングでできてしまったものではありませんのでご安心下さい。

 

そういうことなので、例えば「明日挙式！」という場合、歯を白くすることは可能ですが人によっては模様が目立つことがあるのでできれば2週間前に来てくださいとお願いしております。