2021.02.03
ステインを付かなくする方法
こんにちは、ホワイトラボ東京 院長のスズキです。
今日は前回に引き続きステインをつきにくくする方法についてお話したいと思います。
①歯ブラシと歯磨き粉を変えよう!
歯ブラシは普通〜硬いをおすすめ致します。歯磨き粉は市販の物と歯科専売のものでは含まれている成分が結構違うんですね実は。わかりやすく言うと、美容院のシャンプーと市販のシャンプーくらいの差があると私は思っております。なので、「ステインが付きやすい。」と歯医者さんに相談したら歯科専売の良い歯磨き粉を紹介してくれると思いますよ!要注意なのは市販で売っている研磨剤が多いタイプ、これはまた付きやすくなることもあるので要注意です。絶対に使ってほしくないのは
”歯のスポンジ” ”歯の消しゴム”
これは私の母校の広島大学にいらっしゃった先生が開発したのですが、歯科医師でも使うときは細心の注意を払って使います。なので安易に自分で買って使わないことをおすすめします。傷がつくとまた付いてしまいます。歯科専売の歯磨き粉はトリートメント成分が多いのできれいに磨けるだけでなく表面を保護してくれますので全然効能が違うものだと思っていてください。
②寝る前に必ず歯磨きをすること!
赤ワインやコーヒーなどを飲んで付い寝てしまった・・・などがありますとポリフェノール類とタンパク質が結合して歯の表面にくっつきます。歯磨きが甘くてもだめですね。。。どうしても飲んで値落ちしてしまう方はもうポリフェノール類が入った飲食やめましょう(笑)
③歯ブラシを当てる方向を考えよう!
前回歯の表面の溝にステインが溜まりやすいとお話を致しました。歯の溝は基本的にタテに数本入っているイメージです。これに対し歯ブラシを横向きにゴシゴシしても溝にあたってないんですね実は。なので衛生士によってはナンセンスかと思う人もいるみたいですが、歯周病予防の歯磨きではないので横だけでなくタテや斜めなど色んな方向からブラシを当ててあげるといいと思います!(実際これで私は着色しなくなりましたぜ。)
④電動歯ブラシに要注意!!
着色している人の多くが実は電動歯ブラシユーザーです!電動歯ブラシのあの回転数や振動に過信をしてはいけませんよ!皆さん
「電動歯ブラシなのになんでかな。」
と同じことをおっしゃいます。電動歯ブラシは万能ではないのですよ。使い方が下手だと全然磨けないんですね。それから高価なのでブラシの先端をあまり交換しない人がいるのがまた大問題!ブラシが開いてしまうとあまり磨けないので1ヶ月くらいで交換したほうがいいです。あとヘッドが大きいので細かい部分が磨けていない人が多い印象です。正直普通の100円くらいの歯ブラシでも良いので磨き方を工夫してこまめに新しいものに取り替えたほうが衛生的にきれいに磨けます。
ざっとこんな感じです。ステインが付くのには必ず理由があります。どうしても付いてしまうという方は当院の歯科医師と衛生士に細かくご質問ください。一人ひとりの歯の状態をみて何が原因か一緒に考えて行きましょう。
※電話相談やオンライン相談は歯の状態が不明なため受け付けておりませんのでご了承ください。